谷口由夏さんは、レスリングと柔道の両方で実績を残してきた女子柔道選手です。環太平洋大学4年だった2021年には、全日本学生柔道体重別選手権大会の女子48kg級で優勝し、学生日本一になりました。
大学卒業後は学生時代ほど名前を目にする機会が多くないため、「谷口由夏さんは現在どうしている?」「今も柔道を続けている?」と気になった人もいるのではないでしょうか。
2026年9月時点では引退発表はなく、直近では2024年2月の全日本シニアに出場しています。大学卒業後の進路や大きなけがからの復帰、レスリングから柔道へ戻って学生日本一になるまでの競技歴も紹介します。
柔道・谷口由夏の現在は?2024年まで全国大会に出場
谷口由夏さんの直近の公式大会記録は、2024年2月の全日本シニア柔道体重別選手権です。2023年にも全国大会へ出場しており、大学卒業後も柔道を続けていました。
現在につながる主な情報は以下のとおりです。
| 直近の大会 | 2024年2月の全日本シニア |
| 柔道大会での所属 | 氣樂道場 |
| 芸能所属の表記 | Amebaプロフィールに「吉本興業所属」と記載 |
| 引退発表 | 2026年9月時点で確認できず |
| 2025〜2026年 | 主要大会の新しい出場記録は今回確認できず |
Amebaのオフィシャルプロフィールには、「吉本興業所属」「世界一になります」と記載されています。
ただし、このプロフィールには更新時期が明示されていません。柔道大会では「氣樂道場」、Amebaでは「吉本興業所属」と表記されており、競技上の所属と芸能活動上の所属表記は分けて見る必要があります。吉本興業との2026年現在の契約状況までは、このプロフィールだけでは分かりません。
直近で確認できる大会は2024年2月の全日本シニア
谷口さんの比較的新しい公式大会記録が、2024年2月24日に行われた「2023年度全日本シニア柔道体重別選手権大会」です。
大会の女子48kg級公式結果には、谷口由夏さんが「氣樂道場」所属で出場したことが掲載されています。1回戦では日本エースサポートの中矢遥香選手と対戦しました。
少なくとも2024年2月までは全国大会の畳に立っていました。
その前年の2023年8月には、第53回全日本実業柔道個人選手権大会にも氣樂道場から48kg級で出場しています。全日本実業柔道連盟の大会結果では、1回戦でコマツの芳田真選手と対戦した記録が残っています。
引退発表はなく、2024年以降は活動情報が少ない
谷口さん本人から、柔道選手としての引退が発表された情報は2026年9月時点で見当たりません。
一方、Amebaオフィシャルブログの最新記事は2023年1月23日となっており、ブログから近況を追うことは難しくなっています。
それでも、ブログの更新が止まったあとに2023年8月と2024年2月の大会へ出場しています。現在について確実にたどれるのは、2024年2月の全日本シニアまでです。
ブログ最終更新後にも、2023年8月と2024年2月の公式大会記録が残っています。
谷口由夏は大学卒業後なぜ実業団に進まなかった?
谷口由夏さんの現在につながる大きな転機が、環太平洋大学を卒業したあとの進路です。
谷口さんは大学4年時に学生日本一になっています。環太平洋大学の資料でも、2021年度の全日本学生柔道体重別選手権大会48kg級で谷口さんが優勝したことが記録されています。
大学4年で学生日本一になるも実業団入りには間に合わず
大学最後の年に個人で学生日本一となり、全日本学生柔道体重別団体優勝大会でも環太平洋大学の優勝メンバーになった谷口さんですが、柔道部を持つ実業団への就職は決まりませんでした。
父・谷口隆志さんは自身の公式ブログ「第一弾 由夏の実業団の道はなくなった、ならどうする」で、実業団は大学3年時の成績などをもとに声がかかることが多く、大学4年の最後に日本一になった時点では進路の時期に間に合わなかったと説明しています。
さらに父の発信では、新型コロナウイルスの影響で大学3年時は大会そのものが少なかったことにも触れられています。実業団側へアピールする重要な時期に試合機会が乏しく、その後、大学4年で学生日本一になったという順番でした。
実業団の進路が動く時期と、学生日本一になった時期がずれていたことが、卒業後の進路に大きく影響しています。
自衛隊体育学校を目指した時期もあった
実業団以外で柔道を続ける方法として、自衛隊体育学校への進路も検討していました。
父の公式ブログによると、谷口さんは自衛隊曹候補生の試験には合格しました。しかし、柔道選手として自衛隊体育学校へ進むための成績面の条件を満たせず、競技選手としての採用には至らなかったとされています。
学生日本一になったあとも、企業柔道部だけにこだわらず、競技を続けるための別の道を探していたことが分かるエピソードです。
大学卒業後は企業柔道部ではなく、別の競技環境から柔道を続け、のちに氣樂道場所属で全国大会へ出場しています。
卒業後は別の環境から競技を継続
2022年3月29日には、谷口さん本人の公式ブログで「NEWチーム『芦屋美整体』」という投稿が公開されました。
大学卒業時には柔道部を持つ実業団への就職が決まらなかったものの、競技そのものを終えたわけではありません。その後、2023年と2024年の全国大会では「氣樂道場」の所属名で出場しています。
学生日本一になりながら一般的な実業団ルートには進まず、別の環境から全国大会へ挑戦を続けたことになります。
谷口由夏は前十字靭帯を断裂!手術から全国大会復帰へ
大学卒業直後の2022年には、競技生活に大きく影響するけがも経験しました。
学生日本一となった谷口さんは、国内トップクラスの選手が集まる全日本選抜柔道体重別選手権大会への出場権を獲得していました。しかし、大会直前に負傷し、出場を断念しています。
全日本選抜を直前で棄権
谷口さんは本人の公式ブログ「全日本選抜柔道体重別選手権大会を棄権」で、2022年4月2日に予定されていた大会への出場を取りやめたことを明かしました。
大学4年でようやく日本一となり、自分で獲得した出場権だっただけに、本人は悔しさを率直につづっています。柔道へ戻って約7年で、国内トップクラスの8選手による大会へ出場できるところまで到達していました。
その後、本人の公式ブログでは前十字靭帯を断裂したことが公表され、2022年4月6日に手術を受けています。けがをしたのは全日本の合宿中でした。
手術後は復帰を目指してリハビリ
谷口さんは手術後も、松葉杖での歩行や装具の変更、トレーニングなど、復帰へ向かう過程を公式ブログで発信していました。
「手術終わりました」では、大学1年時にジュニアの強化選手となり、その後シニアの強化選手として再び全日本合宿へ参加できるようになったところで負傷した経緯にも触れています。
本人は手術後、さらに強くなって戻るという意思を示していました。その後、2023年8月に全日本実業柔道個人選手権、2024年2月には全日本シニア柔道体重別選手権へ出場しています。
前十字靭帯断裂から全国大会への復帰を果たしました。
2022年4月の手術を経て、翌2023年8月には全日本実業柔道個人選手権へ出場。さらに2024年2月にも全日本シニアへ進みました。
谷口由夏はレスリングから柔道へ戻り学生日本一に
谷口由夏さんは、幼い頃から柔道だけを続けてきた選手ではありません。レスリングでも国際大会を経験したあと、高校時代に再び柔道へ本格的に取り組んでいます。
4歳で柔道を始め、レスリングでも国際大会を経験
日本テレビ『上田晋也の日本メダル話』の公式ページによると、谷口さんは1999年5月10日生まれで、4歳から柔道を始めています。
その後はレスリングでも活躍し、国際大会での優勝を経験。東京オリンピックを見据えた世代の選手として注目されました。
高校時代には再び柔道へ軸足を移し、2016年の大阪高校女子柔道体重別選手権で優勝。柔道への本格的な転向から短期間で結果を残しています。
環太平洋大学で全国トップクラスへ
高校卒業後は環太平洋大学へ進学し、女子柔道部で競技を続けました。レスリングを経て柔道へ戻ってから、大学卒業後までの主な歩みは次のとおりです。
| 年 | 主な成績・出来事 |
|---|---|
| 2016年 | 柔道へ本格転向し、大阪の大会で優勝 |
| 2018年 | 全日本ジュニア柔道体重別選手権で3位 |
| 2019年 | アジアジュニア選手権52kg級で3位 |
| 2021年 | 全日本学生柔道体重別選手権48kg級で優勝 |
| 2021年 | 全日本学生柔道体重別団体優勝大会で環太平洋大学が優勝 |
| 2022年 | 前十字靭帯断裂で全日本選抜を棄権し手術 |
| 2023年 | 全日本実業柔道個人選手権48kg級に出場 |
| 2024年 | 全日本シニア柔道体重別選手権48kg級に出場 |
競技転向後も段階的に成績を伸ばし、大学4年で48kg級の学生日本一まで到達しました。
その後は実業団への進路が決まらず、前十字靭帯断裂という大きなけがも経験しましたが、2023年、2024年と再び全国大会へ出場しています。
レスリングで国際大会を経験したあと柔道へ戻り、大学4年で48kg級の学生日本一になりました。
谷口由夏の今後は?次の大会や引退は発表されている?
谷口由夏さんについて、現在確認できる直近の全国大会は2024年2月の全日本シニアです。
今回確認した範囲では、2025年・2026年の主要大会で新たな出場記録や、次戦予定を知らせる本人発信は見つかりませんでした。
Amebaオフィシャルプロフィールには現在も「世界一になります」という記載が残っていますが、プロフィールの更新時期は分かりません。また、公式ブログは2023年1月を最後に更新されていません。
一方で、そのブログ最終更新後にも2023年、2024年と大会へ出場しています。2024年2月以降については、次の大会や今後の競技活動を示す新しい公表情報が待たれる状況です。
谷口由夏の現在・柔道に関するまとめ
谷口由夏さんの現在につながる主なポイントを振り返ります。
【今回のポイント】
- 2021年に全日本学生48kg級で優勝
- 卒業後は実業団以外の環境から競技を継続
- 2022年に前十字靭帯断裂・手術
- 2023年・2024年に全国大会へ復帰
- 直近の公式大会記録は2024年2月
学生日本一になった時期と実業団進路のタイミングがずれ、自衛隊体育学校も検討し、その後には前十字靭帯断裂も経験しています。それでも、2024年まで全国大会へ戻ってきた選手です。
2024年2月以降の競技状況については新しい情報が少なく、今後の大会出場や本人からの発信が注目されます。
参考・出典
記事内で確認・参照した主な情報源です。
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確認吉本興業所属の表記、性別、公式ブログの最新更新状況を確認
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確認2024年2月24日の女子48kg級出場、氣樂道場所属、中矢遥香選手との対戦を確認
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確認2023年8月26日の女子48kg級出場、氣樂道場所属、芳田真選手との対戦を確認
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確認2021年度全日本学生柔道体重別選手権48kg級優勝、団体優勝を確認
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確認全日本選抜の棄権、学生日本一後に獲得した出場権、本人の当時の発言を確認
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確認2022年4月の手術、全日本合宿中のけが、強化選手としての経緯と復帰への本人発言を確認
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確認生年月日、身長、4歳から柔道を始めた経歴、柔道転向後の成績を確認
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確認大学4年時の日本一と実業団への進路時期に関する父・谷口隆志さんの説明を確認
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確認人物名の読み、生年月日、大阪府出身、柔道家としての主な経歴を確認
